薄毛や抜け毛に悩むのは歳をとってから･･･と思い込んでいませんか？特に女性であれば、薄毛は男性がなるもの、というイメージが強いかもしれません。
しかし、近年では20～30代という若い女性であっても、「若年性脱毛症」に悩んでいる方が増えてきています。若くして薄毛や抜け毛になる原因とは一体何なのでしょうか。

若年性脱毛症のメカニズム

通常の抜け毛は、頭皮や毛母細胞が老化することで起こるものですが、若年性脱毛症の場合は、髪のターンオーバーのサイクルが正常に機能していないことが原因として挙げられます。
ヘアサイクルが乱れてしまうと、抜ける時期ではない髪が抜けてしまったり、コシがなく髪が痩せてしまったり、一つの毛穴から生える毛の本数が減ったりしてしまいます。すると全体的に髪のボリュームがなくなるため、薄くなったように見えてしまうのです。

若い女性も薄毛や抜け毛になる原因とは？

間違ったダイエットを行っている

若くても薄毛や抜け毛に悩まされる理由に、間違ったダイエットの流行があります。とにかく痩せようと食事の量を減らすダイエットは、栄養バランスやホルモンバランスを崩して、自律神経も乱れてしまいます。自律神経の乱れは血流を滞らせるため、頭皮と髪に栄養が行き渡らなくなり、ヘアサイクルを乱して薄毛を招いてしまいます。髪のためにも、栄養バランスのとれた食生活を送ることが大切です。

頻繁にブリーチやカラーをしている

定番の茶髪はもちろん、ブリーチをして外国人風の金髪にしたり、ファッションの一部としてヘアカラーやパーマを楽しんだりする若い人は珍しくありません。しかし、頻繁にカラーやパーマをするのは髪にとってもストレスが大きいため、できれば2ヶ月以上間隔をあけるなど、頭皮と髪を休ませる時間をとるようにしてください。特にセルフ染めは美容室で染めるよりも薬剤によるダメージが大きく、繰り返し行うことで抜け毛や切れ毛、薄毛へと繋がってしまいます。

髪を傷めるヘアスタイル

女性であれば、毎日ブローをしたりコテで巻いたり、編み込みやエクステ、逆毛を立ててボリュームを出したり、様々なヘアスタイルを楽しむかと思います。ただ、やはりブローやコテの熱は髪にダメージを与え、逆毛や編み込みなど髪を引っ張るヘアスタイルも髪や頭皮へのダメージとなるため、時々は髪を休ませる日を決めると良いでしょう。また、ヘアセットに使用するスプレーやスタイリング剤が頭皮に残っていると毛穴を詰まらせてしまう恐れがあるので、しっかり洗い流すようにしましょう。

毎日同じ分け目のヘアスタイル

ロングヘアの女性に多いのが、同じ分け目のヘアスタイルです。数日であればさほど影響はありませんが、毎日同じ分け目だとそこだけ物理的な負担が大きくなるため、分け目部分から髪が薄くなってしまいます。時々分け目を変えたヘアスタイルにするなど、負担を一箇所にかけないように工夫しましょう。

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